大学編入体験記

今までの勉強と編入の経験を綴るもの。

編入試験受けてきました。

電気通信大の特別編入試験受けてきました。

結果はまだわかりませんが、編入に関する情報などを書いていこうと思いブログを始めました。(うかってるといいな・・震え声)

PS   7/10合格しました!!

1、編入試験とは

主に国立の高等専門学校(5年制)から四年制大学2年次へ編入するものが主流。しかし、私のように四年制大学から他大学への編入することができる学校もある。

 

2、電気通信大の特別編入試験(学力)

6/25,26でそれぞれ英数物と学科ごとの口頭試問がありました。

1日目

数学(120分)

1、線形代数

Kerf,Imf

ベクトルの座標

f(x)=xとなるベクトルx

出来:ベクトルの座標だけよくわかんなかった。

3分の2くらい

 

2、線形代数

Kerf,Imf

表現行列

固有値

出来:これは完答

3、偏微分

z=f(x,y)でu,vがあたえられるやつ

極値

出来:これも完答

4、重積分

変数変換u,v

変数変換rcosθ,rsinθ

出来:u,vのところで変換して計算していくとtan^(-1)の積分がでてきて、そこでつまづいてしまった模様。それ以外はokだから部分点で1.5/2くらい

5、複素解析

これは選択しなかったのでわからないが、似たような問題。

最低限の複素積分まではやっておいたほうがよい。

 

全体の出来:8割から9割

 

物理

これは爆死したのであまり書きたくないが、編入を考えている後輩たちのために書こうと思う。もし受からなかったらこれが原因といって過言ではない。きちんと勉強していて損はないから、とにかく幅広くやっておこう。

1、力学

単振動

抵抗ありの単振動

問題の条件に沿って運動方程式微分方程式をたてて解くというもの。

出来:微分方程式をいきなり解くのはとにかく大変だった。3~3.5/5くらい

2、電磁気

今回はアンペールもビオサバールもガウスも出なかった。なんと、ローレンツ力中心で構成された問題。ちゃんと対策しないとなかなか難しい。

出来:2~3/5

3、熱力学

カルノーと別の熱機関を組み合わせたものの熱効率と仕事の問題

問題をきちんと理解して立式できたかが鍵となった。

出来:2~3/5

 

全体の出来:半分くらい(いかなかったかも)

 

英語

またまた変わる英語の傾向。読解と英作文だけなのは変わらないが、読解で1~4の小問があった。

英作文の課題は、大事な試験前日はどのようにすべきか?みたいな文章。読解でも似たようなテーマなので長文から拾ってくることも可能。とにかく文法間違いを減らすよう心がけた。

 

出来:不明

 

二日目

知能機械工学科では受験者20名3グループに分かれて3部屋の試験会場が用意された。

①専門口頭試験

熱力学、電磁気学、材料力学など4つから1つ選択して解答を6分で。

どれも難しそうだが熱力学はサイクルの小問5題

した仕事を求める問題だが面積を求めればいいだけなので高校レベル。

最後だけ不明語彙がでてわからなかったが、試験官が解答を教えてくれた。

出来:4/5

②面接

志望動機、他の大学を受験したか、卒業後の進路など

ここらへんはとにかくしゃべりたいことをしゃべった。

出来:可といったところ

③専門口頭試験

これも口頭試問。これが最初で正直テンパった。

電気回路×2と機械力学と制御工学から1つ選択。

制御を選択したが伝達関数をもとめて複素関数の絶対値と角度を求める。

伝達関数をミスしてしまった。

出来:半分くらい

 

全体の出来:可か不可でいったら可

一緒にでてきた人が熱力学爆死したようなのでかなり差がついたと思う。

 

 

こんなところでした。まぁ長々と綴ってはきたが、まだまだ言いたいことはたくさんある。でも、とにかく勉強不足が実感できた。会場で2人の高専生と話す機会があった。やっぱり数学はできて当たり前だと思う。物理も振り子でたら死亡とか言ってたやついたけど、むしろそっちが出てくれた方が楽だし振り子できないようじゃ全体的に物理も爆死がみえると予想できる。編入に関する情報が少ない今、結果がどうあれ私が得た情報を各々役に立てていただければと思う。