大学編入体験記

今までの勉強と編入の経験を綴るもの。

編入受験生へ

受験はもうすでに始まっています。

これまでどれだけ勉強してきたかが、試験に反映されるでしょう。有効な編入試験対策を一言でまとめてしまえば「質と量」ですが、前日にやるべきことは本番を想定した「実践演習」だと思います。

 

具体的には、過去問演習や過去問の類題演習・自分で予想問題を作ってみるなどが良いと思います。私の場合は科目ごとに

英語→大学受験の過去問演習

数学→過去問演習、類題演習、予想問題

物理→類題演習

をやっていました。特に、英語の過去問は入手しにくいので赤本に頼りきりました。物理は解答例を自分で作って、その類題をひたすら解いて定着を図りました。

 

前日は去年の試験を時間を測って演習し、弱点補強を1:1:1の割合で時間配分しました。演習+補強で4時間×3=12時間確保しました。睡眠時間は6時間は確保したかったので、ギリギリまで勉強していました。また、勉強の合間に明日のスケジュールとイメージトレーニングはやっておいた方がいいです。

 

前日までにやっておくべきことは

・起床から出発までの時刻と行動内容を決める

・食べ物・飲み物を決めておく

・到着予定時間を決める

・乗る予定の電車の時刻3通りくらいを手書きでまとめる

・緊急時の学校への電話番号を書き留めておく

・前日に解く問題を決めておく

・ストッパ下痢止めを用意する

・モチベーションの上げ方を用意しておく

・習慣化を利用する

・事前勉強で持っていく荷物をまとめる

・わかりやすいところに受験票を入れておく

(・仮想の自分と話し合う)

 

これらをやっておいた方が困らないと思います。他にもあれば自分で考えて行動しましょう。

 

とにかく楽しんできてください。私は大学からの編入なので周りに相談できる人はいないし、同じような勉強をしているライバルはネット上にしかいませんでした。受験会場で話した友達はとても優秀で、同じような目標を持って勉強している人と話すことが何よりも楽しいと感じました。

 

もちろん、話してばかりで最後の追い込みを疎かにしてはいけません。それよりも緊張しすぎないよう話をしたり、周りを見渡してみたりするといいです。中には難しそうな微積分の参考書を眺めているだけの人もいます。それを見て、こいつには絶対負けないぞと最後まで簡単な計算練習をしたり、自分の持っている知識をアウトプットする練習を本番でやっておいた方がいいと思います。勉強はもう十分やってきたと思うのですが最後までいい緊張感をもって試験に臨んでください。